記事

事業者
その他記事(民間)

秋山理事長が再任/県鉄骨工業組合が第40期通常総会開く

2023/05/31 新潟建設新聞

 新潟県鉄骨工業組合(秋山順一理事長、会員数93社)の第40期通常総会が26日、新潟市中央区のホテル日航新潟で開かれた。役員改選では、秋山理事長の再任が決まったほか、副理事長3人の交代が承認された。続投が決まった秋山理事長は、新潟県は未認定の工場数が国内で最も多いことを問題視し、改善に取り組む姿勢を見せた。

 冒頭、秋山理事長は「われわれの業界の環境については毎年難しい問題が発生している」とした上で、来年4月から建設業界でも始まる働き方改革の本格化に向け「建設現場においては適正な工期が求められることになる。今からしっかりと準備をしていかなければならない」と強調した。また、材料高が続く中で「最近の物価高、賃金の上昇、ガス・電気料の値上がりも客先にしっかりと転嫁していかなければならない」と呼び掛けた。

 議事では、今期の事業計画などが議案通りに承認された。主な計画では、組合員のレベルアップのための勉強会開催や鉄骨製造業および鋼構造物工事業に関する情報・資料の配布、調査研究などに取り組む。

 なお、新たな副理事長として田沢宏明氏(越路鐵工所代表取締役)、山谷広和氏(山谷建設代表取締役)、丸山泰伸氏(三進工業代表取締役)が就任している。


【写真=秋山理事長。新任の理事らが抱負を述べた】

記事資料 記事資料

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら