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川口市3団体が総会開く

2023/06/09 埼玉建設新聞

 川口市建設協会(中原誠理事長)、川口建設協同組合(河邊一成理事長)、建設業労働災害防止協会埼玉県支部川口分会は7日、2023年度総会を川口市民ホール・フレンディアで開催した。役員改選により、組合の新理事長に村石政彦氏が、空席となっていた建災防川口分会長には中原氏が就いた。市建協の理事長は中原氏が再任した。

 まず組合の総会が開かれ、23年度の事業計画や収支予算書など全議案を可決、承認。事業計画では建設工事の共同受注や資材の共同購買などを位置付けた。理事長就任に際して村石氏は「会員のための協同組合を目指して、一丸となって進めていく」と決意を表明した。

 市建協の総会であいさつに立った中原理事長は「これからの時代に合ったかたちでしっかりと協会活動をしていく必要がある」と強調。その上で「方向性について皆さまにも考えていただき、ご意見を基に進めていきたい」と運営に対する協力を求めた。

 議事では全議案を承認。このほか新規会員として内山商事の入会が報告された。

 その後に開かれた建災防川口分会の総会では冒頭に武井美親副分会長が登壇。熱中症対策や働き方改革の重要性を唱え、分会の活動を推進していこうと呼び掛けた。全議案が承認され、分会長に就いた中原氏は「安全な現場を第一義に、事故のないように尽力していきたい」と抱負を述べた。

 議事の後には安全管理優良表彰が行われ、最優秀賞の福島勝久氏(埼玉建興)、優秀賞の河邉幸雄氏(島田建設工業)、平川義博氏(川口土木建築工業)に表彰状と記念品が授与された。また来賓の津田恵子川口労働基準監督署長、白石茂敏建災防埼玉県支部事務局長が祝辞を述べた。

 総会終了後に開かれた3団体合同の懇親会には、奥ノ木信夫市長が出席した。

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