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近会長の再任決まる/新潟建専連の定時総会で役員改選了承

2023/06/13 新潟建設新聞

 新潟県建設専門工事業団体連合会(新潟建専連、近喜男会長)の2023年度定時社員総会が9日、新潟市中央区の新潟グランドホテルで開かれた。任期満了に伴う役員改選では近会長(新潟県鉄筋業協同組合理事)の再任が決定。また定款を一部改定し副会長は3人から2人に変更、専務理事は置かないことにした。副会長は渡辺節男氏(日本型枠工事業協会新潟県支部支部長)と高山幸二氏(新潟県建設室内工事業協会会長)の2人となる。

 近会長は、建設産業で働き方改革が進む中で「新潟建専連としては以前から一番大きな課題として将来の担い手の確保と育成に取り組んでいる。最近になり、各団体の熱量が増してきたということで原資となる法定福利費も確保されるようになってきた。20%の請負単価引き上げについても少しずつ上がってきている。各団体の皆さまの熱意の表れだと思っており、さらに一致団結して取り組んでまいりたい」と述べ、協力を要請した。

 本年度の事業計画では、調査広報事業として実態調査や労務稼働率調査を実施する。活動連携、構造改善事業では、国土交通省、新潟県、新潟市、関係団体との交流や意見交換などを予定している。

 総会後には、研修会として新潟労働局労働基準部監督課の小永光邦彦課長が「週休2日と時間外労働規制に向けた取り組み・促進」をテーマに講演したほか、各団体から優秀施工者に推薦された8人の表彰式も行われた。

 本年度の優秀施工者は以下の通り(所属)。※敬称略

 ◇山﨑光治(平原工業)◇遠藤圭一(アクロス)◇今井信之(古川広吉鉄工所)◇羽鳥成志(藤田内装建築)◇加藤剛(室内装飾新装)◇前田亮(本田官業)◇庭山浩(川島ガン工業)◇青木和仁(新潟カッター)


【写真=近会長。事業計画や定款改定などを承認した】

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