糸魚川地域における二級河川減災対策協議会および流域治水協議会が9日に開かれ、本格的な梅雨入りを前に、各河川管理者や流域関係者らが河川の防災減災対策や流域治水プロジェクトなどの取り組み状況を確認し、情報共有を図った。
これまでに県糸魚川地域整備部では前川の河川改修や能生川など6河川での伐木、河道掘削を推進しているほか、能生川の桂地区で堤防天端の簡易舗装を実施。早川水系、能生川水系での土石流対策、流木等流出対策を進めている。
また糸魚川市では、洪水ハザードマップの作成、公表に取り組んでいる。
県糸魚川地域整備部の高野斉部長は「梅雨入り間近で、太平洋側では豪雨となった。近年は自然災害が激甚化、頻発化する傾向にあり、台風時期まで出水期に緊張感を持って対応していただきたい」と要請した。
【写真=出水期前に取り組み確認】