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【自民党空調設備議連】日設連から要望受ける/国交省など説明し意見交換

2023/06/14 本社配信


 自由民主党の空調と地球環境を考える議員連盟(会長・塩谷立衆議院議員、空調設備議連)の総会が14日に党本部で開かれた。日本冷凍空調設備工業連合会(日設連、國松孝一会長)から要望を含めた状況の聞き取りとともに、国土交通省、経済産業省、環境省が空調設備業を巡る現状と課題を説明し、参加議員を交えて意見を交換した。

 日設連は、空調・冷凍設備産業の地位や施工品質の向上、技術者の養成・確保、回収冷媒の再生・再資源化の促進、フロン排出抑制法の周知・啓発と実効性の向上、漏えい防止を担う「技術的知見のある者」の一層の明確化などを要望した。

 国交省は、関連工事業者に解体工事におけるフロン回収の重要性と改正フロン法の周知啓発のほか、フロン回収に向けた取り組みについて説明した。

 経産省と環境省は、地球温暖化対策計画など長期戦略のフロン対策や改正オゾン層保護法の運用、業務用冷凍空調機器の施工品質向上と技術者の育成、グリーン冷媒技術の開発、導入の推進に関する予算などについて説明した。参加した議員からはそれぞれの観点からの意見などが出ている。代替フロン等に関しては「日本が負けない国際ルールを関係業界、製造メーカーなどよく考えながら作ってほしい」との声も。担い手確保についての意見やアドバイスなどもあり、有意義な意見交換となった。



【活発な議論が行われた】

活発な議論が行われた

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