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群馬県契約検査課

県契約検査課 22年度設計金額250万円以上 工事契約件数は1494件

2023/06/28 群馬建設新聞

県契約検査課は県土整備部が2022年度に執行した入札で、設計金額が250万円以上を対象とした工事契約件数および契約金額を明らかにした。工事契約予定件数は1494件、合計金額401億3718万5000円となり、ともに前年度を上回る数値となった。入札方式別では、一般競争入札の増加が目立っている。

過去3年の入札契約件数を見ると、21年度が1443件、20年度が1877件、19年度は2508件。22年度は、大幅に減少した21年度より51件増加したものの、他の年度と比較すると低い水準となる。金額ベースでは、21年度が350億6912万4000円、20年度が532億2217万8000円、19年度は611億7220万5000円となる。22年度は前年に比べ50億6806万1000円のプラスとなった。

22年度における入札方式ごとの契約件数および金額は◇一般競争入札=520件、287億2502万7000円(前年度比86件増、77億1778万円増)◇指名競争入札=963件、110億75万8000円(同36件減、30億1162万9000円減)◇随意契約=11件、4億1140万円(同1件減、3億6191万円増)-。なお、一般競争入札は21年度434件、20年度139件、19年度140件という状況で、22年度については最も多い件数を達成したこととなる。

一方で、平均落札率は合計で96・9%。発注方法別では◇一般競争入札=96・8%◇指名競争入札=97・2%◇随意契約=99・4%-と、おおむね例年通りの数字となっている。

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