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厚生労働省新潟労働局

若者採用、育成の優良企業に越佐ロードら3社認定

2023/06/28 新潟建設新聞

 厚生労働省新潟労働局は、越佐ロード(佐渡市)、新共企業(聖籠町)、大栄建設(新潟市東区)の3社をユースエール認定(若者雇用促進法に基づく認定)企業とした。23日には新潟労働局において認定通知書の交付式が執り行われ、西岡邦昭局長から通知書が手渡された。

 新潟労働局の西岡局長は「認定を受けた3社が先進的なロールモデルとして他の企業への波及を期待している。県内における若者雇用に対する取り組みが一層進展し、若者にとって働きやすい職場環境の促進、県内企業の魅力向上、若者の離職率の低下などにつながることを祈念する」と述べ通知書を交付。

 越佐ロードの深井実穂子常務は「労働局の支援を受けながらキャリアコンサルティングや資格取得など、少しずつ積み重ね、最近では、毎年、採用できている。雇用した従業員を大切に、これからも若者の雇用と育成に取り組みたい」とし、「認定を取得するだけではなく、建設業でも認定が取れることがPRできれば、業界の活性化にもつながる」と展望を話した。

 ユースエール認定は、若者の採用・育成に積極的で、離職率、所定外労働時間、有給休暇などが優良な一定の要件を満たす企業を厚生労働大臣が認定する。認定を受けると若者の採用、育成に積極的な優良企業としてPRできるほか、就職面接会などの参加案内、関係助成金の加算などのメリットがある。県内の認定企業は29社となる。

【写真=認定書を交付】

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