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上越管工事関係3団体が総会

2023/06/28 新潟建設新聞

 上越市管工事業協同組合、上越市ガス水道工事安全協議会、上越市排水設備工事組合の上越市管工事会館関連3団体は23日、上越市内のデュオセレッソで、本年度通常総会を開いた。

 総会では昨年度の事業報告および決算、本年度事業計画や収支予算を審議し、いずれも全会一致で承認。また、任期満了に伴う役員改選では、各団体の会長および理事長に嶋津茂晴氏(島津工業代表取締役)を再任した。

 上越市管工事業協同組合の総会冒頭、嶋津会長は「新型コロナの行動規制がなくなったが、業界においては燃料や資材の高騰など予断を許す状況にはない」としたほか、本年度から上越市ガス水道局発注で希望者を対象に導入される情報共有システムについて「若手の確保が大変な状況であり、IT化やDX化などの省力化にも目を向けていかなければならない。組合として情報を早めにて提供できるよう取り組みたい」とあいさつ。

 同組合では、昨年度に官公需適格組合の証明を取得したほか青年部を設立。本年度の事業計画では、技術力向上のための研修会や情報共有システム(ASP)の講習会の開催を予定するほか、官公需適格組合として活動しやすい環境の整備にも取り組む。

 また上越市ガス水道工事安全協議会では、昨年度にコロナ禍で開催できなかった安全パトロールや事故防止研修会を開催。本年度は関係団体と連携し、10月ごろに安全パトロール、1月ごろに事故防止研修会の開催を計画している。

 上越市排水設備工事組合では、本年度に関係団体との合同役員会のほか交流会などを開催する予定。

【写真=島津会長、会議案を承認した】

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