県は、峡南高等技術専門校の感染対策を計画している。県の6月補正予算案に事業費として9300万円を盛り込んだ。
富士川町青柳町3492にある同専門校において、利用する学生の感染症リスクを低減させるため、実習棟の改修や空調設備等の整備を行うもの。
このうちの空調設備等の整備については、エアコンが備わっていないフロアに対して、空調機器の設置と換気システムを導入する。設置にあわせて窓に備わるサッシも更新する考えだ。
また、実習棟の改修は、空調設備の整備に伴って断熱工事を行う。同棟は体育館のような広いフロアとなっており、同校の電気システム科や自動車整備科などが授業で使用しているという。
今後県では6月議会で補正予算案が議決された後、速やかに発注準備を進めて、本年度内での完了を目指す。