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群馬県前橋土木事務所

県前橋土木が上毛大橋で補修工事を計画

2023/06/29 群馬建設新聞


県前橋土木事務所は前橋市総社町桜が丘地内に架かる上毛大橋で進めている橋梁補修工事について、2023年度は8月に一般競争入札の公告を予定している。施工内容はクラック補修とシート接着工となる。

同橋は橋長534m、幅員21・8mの6径間連続PCラーメン箱桁橋。1998年に架設された。補修事業には2019年度に着手している。右岸側のP1橋脚から工事を進めてきており、これまでにP3橋脚までの第1~第3径間の箱桁クラック補修などを実施した。

本年度はP3橋脚とP4橋脚の間となる第4径間が対象。箱桁クラック補修と炭素繊維シートの接着工事の実施を予定している。炭素繊維シートの接着工事については、桁の内側が対象となる。設計は中央コンサルタンツ(愛知県名古屋市)が担当した。

直近の工事は、2月にその10工事として土木1010点以上、前橋土木事務所管内に本店を条件とし、総合評価落札方式の一般競争入札で公告。下地ケレン工と炭素繊維シート接着工などの工事を池下工業(前橋市)が担当した。

今回発注する工事が完了すると、P4橋脚から左岸側橋台までの第5径間および第6径間部分での工事が残っている。来年度以降も継続して工事の発注を進めていく。

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