社団法人群馬県建設業協会前橋支部は27日、社団法人川崎建設業協会(神奈川県川崎市)と建設業界のイメージアップ等に向けた懇談会を群馬建設会館で開催した。
前橋支部からは、三原豊章担当副支部長や経営労務委員会の泉野高志委員長をはじめとする同委員会の委員らが、川崎建設業協会からは広報・イメージアップ委員会の渡辺励一委員長及び副委員長、委員が参加した。
冒頭の挨拶では、川崎建設業協会の渡辺委員長が「本日の懇談会は、全員参加型の会として全員に御発言していただき、実りあるものにしたいと思っています」と述べた。
次に、前橋支部の三原副支部長は「お互いの状況は異なりますが、一般市民の方に建設業への理解を深めてもらうことなど共通事項も多く、懇談会を通じて双方が一つでも活かせるような意見交換会となるよう願っています」と話し、泉野委員長は「せっかくの機会ですので、有意義な懇談会となるよう切にお願い申し上げます」と呼びかけた。
出席者の自己紹介に続いて懇談に移り、双方が業界のイメージアップに向けた活動や取り組みなどをそれぞれ紹介。
前橋支部側からは、本部が県内全体で展開している活動として<1>チビッコスポレク<2>協会カレンダー<3>道路クリーン作戦<4>インターンシップ(=W)<5>災害協力活動--等の取り組み状況を説明。川崎側の会員は、資料にメモやアンダーラインを書き込むなど、熱心に耳を傾けていた。
また、ホームページ等を活用した広報活動にも、双方がそれぞれの取り組みについて説明を行った後、活発に意見をやりとりしていた。
【W】用語解説
【インターンシップ】
生徒などが学習内容や将来の進路等に関連した就業体験を行うことで、自分の職業適正や将来設計について良い機会になり、主体的な職業選択の能力や職業意識の育成が図られるため、高い教育効果が期待できる。