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埼玉県越谷市

24日に地区計画決定/越谷レイクタウン地区

2006/01/31 埼玉建設新聞

 越谷市は、地区内を11区画に分け、特色のある新たな市街地の形成に取り組むことなどを盛り込んだ越谷レイクタウンの地区計画を24日に決定した。

 11区域の地区面積および種類、土地利用に関する方針は次のとおり。

 <1>地区(約44・3ha)・第一種低層住居専用区域-質の高い住環境を有する低層住宅地の形成を図る。

 <2>地区(約3・9ha)・第二種低層住居専用区域-水辺環境と調和した質の高い低層住宅を主体とし、開放的で広がりのある住環境を創出するとともに、日常生活に必要な小規模な店舗などの立地を誘導する

 <3>地区(約6・0ha)・第一種住居地域-中高層住宅と調和した生活利便施設や事務所などの立地を誘導する

 <4>地区(約11・5ha)・第一種住居地域-周辺の住宅地に配慮しながら、主に沿道サービス施設などの立地を誘導する

 <5>地区(約9・9ha)・第二種住居地域-周辺の住宅地に配慮しながら、広域幹線道路である東埼玉道路および越谷吉川線沿いの利便性を活かした沿道サービス施設などの立地を誘導する

 <6>地区(約1・3ha)・準工業地域-地区内の既存工業施設を集合配置するなど、周辺住宅地の環境や景観に考慮した工業地の形成を図る

 <7>地区(約3・7ha)・商業地域-地区内の中心拠点として駅前にふさわしい、賑わいと魅力ある街並の形成を図るため、秩序ある商業・業務施設の立地を誘導する

 <8>地区(約9・3ha)・商業地域-商業施設、サービス施設などの複合施設の立地を誘導し、周辺の商業・業務施設との連携により、賑わいと魅力ある街並みの形成を図る

 <9>地区(約30・8ha)・第二種住居地域-水辺環境、広域幹線道路を活かしたアミューズメント施設や宿泊施設、生活利便施設などの立地を誘導する

 <10>地区(約0・5ha)・商業地域-都市の玄関口として、レイクタウン地区の顔にふさわしい鉄道駅舎の整備を図る

 <11>地区(約1・5ha)・第一種住居地域-公共性に配慮した施設を誘導するとともに、周辺地区に調和した生活利便施設などの誘導を図る

 また、今回の地区計画決定に伴い、越谷レイクタウン地区の用途地域の変更・防火地域および準防火地域の決定も同日付けで決定された。越谷レイクタウン地区内は、商業地域を防火地域とし、他の地域を準防火地域として位置付けられた。



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