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切削オーバーレイなど/小瀬陸上競技場の改修で

2023/07/05 山梨建設新聞

 県は、小瀬スポーツ公園陸上競技場等改修事業を計画している。事業費は6月補正予算案に4億2975万2000円を計上し、県議会に諮る。

 甲府市小瀬町の同公園内にある陸上競技場を対象とし、日本陸上競技連盟の公認更新に対応するための改修を計画している。

 第1種の競技場として今後継続するために、メインとサブの各トラックを対象に必要となる工事を計画する。なお、更新の期限は2024年4月1日まで。

 このうちのメインのトラックにおいては、レーン幅を統一するほか、競技を行う選手が使用する頻度が特に高いとされる部分には切削オーバーレイを実施する。劣化がそれほど激しくない場所に対してはトップコートを行ったのち、白線を引き直す。

 一方、サブのトラックでは全面的に切削オーバーレイによる修復が必要な状態にある。

 このほか指摘されていた通信設備の改修や備品購入等も予定している。

 県では、県議会で事業費が議決した後、速やかに発注して更新に向けた対応に入る。

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