北陸地方整備局は18日、国土交通事業関係者功労等表彰式を挙行し、２０２２年度完成の優良工事等受賞者に表彰状を授与した。局長表彰では優良工事施工業者に20社、優良工事施工業者（維持修繕部門）で５社、優良委託業務は19者が表彰の栄誉に輝いた。優良建設技術者は工事で15人、委託業務で11人が受賞。

　北陸地整の遠藤仁彦局長は「現場条件や要求内容を克服し、優れた技術で創意工夫を重ね優秀な成果で工事、業務を完成させた」と功績をたたえ「気候変動により自然災害が激甚化、頻発化するなかで、国民の安全・安心、暮らしを守ることは国土交通省に課せられた最も重要な使命だが、われわれだけで果たせるものではない。さらに建設現場においては、熟練した技能労働者の高齢化と若年層の減少による品質と担い手の確保が喫緊の課題である。生産性の向上や働き方改革など難しい課題に、本日受賞された皆さまが他の模範として率先して取り組むことをお願いする」とさらなる活躍を期待した。

　また本年度の事務所長表彰では、優良工事に28社、優良工事（維持修繕）は10社、優良委託業務34者。優良建設技術者は工事24人、委託業務33人が受賞　優良工事における優良下請負者は、局長表彰で17社、事務所長表彰は14社、下請負者の主任技術者で局長表彰に16人、事務所長表彰に14人、有能技能者は局長表彰で５人が選ばれている。このほか生産性向上技術活用表彰では３社が選定された。

【写真＝功績をたたえ表彰状を授与】