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群馬県建築課

県建築課 県立女子大教室リニューアル 3分離で指名

2023/07/20 群馬建設新聞

県建築課は、県立女子大学(玉村町上之手1395―1)の1号館で教室のリニューアル工事を計画。近く建築・電気・機械の3分離で工事を指名競争入札で発注する。教室内の必要な設備も更新することで、教室のイメージアップを図ることを目的に整備を行う。

女子大学は1980年に創立した公立の大学。施設内には1号館や2号館の他、◇体育館◇講堂◇図書館◇大学会館◇クラブ棟◇実技棟◇学生食堂―などを配置している。

リニューアルの対象となるのはSRC造2階建ての1号館にある26号教室。広さは約211・1㎡となる。

建築工事ではビニール床タイルの更新を行う。また、有孔シナ合板の壁に対しては表面を塗装、天井は空調設備に伴う更新を予定している。また、固定式の椅子や机については、現状の狭あいな状況を解決するため、ゆとりある設備へと変更をする。

電気設備では、蛍光灯からLEDへの変更を行う。

機械設備は、中央熱源方式の空調を個別タイプの設備へ変更する。

工事期間は建築・電気・機械ともにそれぞれ7カ月を見込んでいる。

なお、2022年度に勝山工務所(前橋市)が担当した設計業務では26号教室の他、1号教室および2号教室についても対象となっているため、今後、工事の発注計画が見込まれることとなる。

第1号と第2号教室は約116㎡の広さで、棟の東側に位置している。

同大学では直近の工事として、21年度に円形トイレの改修を実施。建築工事は小島建設(伊勢崎市)、機械設備工事が(伊勢崎市)がそれぞれ受注している。

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