北陸地方整備局の優良工事等営繕部長表彰式が18日に執り行われ、金沢広阪合同庁舎(20)空調設備改修工事を担当した高砂熱学工業の小柳翔太氏が優良建設技術者の栄誉に輝いた。
北陸地整の桜田由香里営繕部長は「施設内で執務しながらの改修工事であり、騒音や振動対策、冷暖房を使用しない中での施工など、さまざまな制約がある中で、担当者や監督職員、下請業者との綿密な工程計画や施工計画の立案に取り組んだ結果。高品質な出来形で工期内に完成させたことは高く評価できるもの」と受賞者の功績をたたえ、表彰状を授与した。
小柳氏は「竣工後60年近くたつ建物へ最新の施工BIMを駆使し、工事を行う貴重な経験ができた。品質向上と働き方改革の両立を目指した一連の取り組みが受賞につながり、建設業の未来に希望を感じた」と語った。
なお、高砂熱学工業は、同工事で北陸地方整備局長表彰を受賞している。
【写真=受賞者を囲み記念撮影】