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新潟県新潟市

山の下・本所排水区でポンプ場新設検討

2023/07/21 新潟建設新聞


 新潟市は、第2次下水道中期ビジョン改訂の方向性において、新たな大規模事業として▽山の下排水区・本所排水区における抜本的な浸水対策▽船見処理場の再構築-を挙げた。いずれも先の中期ビジョン策定時には盛り込まなかった。

 東区の山の下・本所排水区の浸水対策は、新たなポンプ場施設の整備などを検討する。同排水区では昨年8月4日、1時間に120㎜の局所的豪雨で浸水被害を受けた。これまでに緊急的な対応を行ってきたが、抜本対策の検討に触れた。

 中央区の船見下水処理場は、日本下水道事業団(JS)が改築事業を受託。2024年度までに詳細設計をまとめ、着工は25年度を想定する。建設費は260億円を試算している。稼働しながらの工事となり、約20年の工事期間を見込む。

 第2次下水道中期ビジョンは19年3月に策定。基本方針や10年間の各事業の目標などを定める。策定から5年が経過する現時点で、安心安全で災害に強いまちづくりを掲げる新潟市総合計画2030との整合性をはじめ、人口減少や自然災害の激甚化、脱炭素循環型社会・SDGsなどの情勢を踏まえ、当初の設定目標や事業計画を見直す。

 改訂へ向け18日、検討委員会の初会合を開いた。座長に、五十嵐由利子新潟大学名誉教授を選任。施策の進捗状況や評価、今後の方針などを話し合った。本年度は計5回の会合を開く。次回以降、施策ごとの結果や新たな課題を洗い出し、11月下旬に素案をまとめる。パブリックコメントを経て2月議会で報告、最終的な改訂ビジョンの公表は3月を予定する。

【写真=改訂へ検討委が初会合】

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