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群馬県太田市

太田市は弓道場建設を計画

2023/07/22 群馬建設新聞

太田市は旧太田東小学校(東本町53ー14)の一角に弓道場建設を計画しており、2023年度は設計業務を進め、24年度明け早々に工事発注を行う。概算工事費として3億6000万円を想定している。

太田市弓道場は竣工から30年以上が経過しており、雨漏りやシロアリなどの被害が発生している状況。また、利用団体からは遠的の併設について要望がされており、現在の敷地では改修や増築が不可能なために、建て替え工事を行うこととなった。

新たな弓道場はS造平屋で、床面積は800㎡程度を見込んでおり、設計業務の中で決定する。

整備する諸室は◇近的射場1(5人立ち)=100㎡◇近的射場2(5人立ち)=100㎡◇近的射場(3人立ち)=45㎡◇近的審判席=20㎡◇遠的審判席=6・5㎡◇事務室=10㎡◇会議室=40㎡◇審判控室=20㎡◇更衣室=30㎡(男女それぞれ)◇便所=男・女適宜多目的トイレ付き◇看的(近的に2カ所、遠的に1カ所)=7・3㎡◇給湯室=6・3㎡◇放送室=5㎡◇弓具庫=4・5㎡◇道場備品倉庫=4・5㎡-となっている。

また、トイレについては男子用の大便器を2基以上、小便器3基以上、手洗器2基以上を整備。女子用は大便器4基以上、手洗器2基以上としている。多目的トイレは大便器、手洗器、ベビーチェア、ベビーベット、オストメイト用対応とする。

場内の設備は給排水や電気設備の他、雨水排水設備、人工芝、舗装、駐輪場、矢留め板などの整備を予定している。この他、玄関や倉庫、矢取廊下などを設置を見込んでいる。

舗装面積は矢道が約1800㎡で、この他の舗装面積は6500㎡を計画している。

23年度はプールおよび樹木などの解体工事を予定しており、9月ごろにも設計を委託し、その後、工事を発注する計画としている。弓道場整備事業は当初予算で4200万円の事業費を計上している。

既存の弓道場は2024年度に解体および外構工事の設計を12月ごろに実施。25年度の工事を予定している。瓦葺きのW造平屋で床面積541・53㎡の規模となっている。1987年に建てられた。

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