国土交通省官庁営繕部は18日、2023年度優良工事等表彰式を開催し、他の模範にふさわしい優良工事2件、優良業務3件、優秀技術者3人が栄誉に輝いた。
秋月聡二郎部長は受賞者に敬意を表した上で「官庁営繕部では建築業界における働き方改革に資するため、適正な工期設定や週休2日促進工事の適用拡大などの環境整備に努めている。同時にBINをはじめとしたICT技術の活用拡大など生産性向上に向けた取り組みを積極的に推進している」と語り理解と協力を求めた。
受賞者を代表して東光電気工事東京東支社の金井秀徳士社長が「どうやったら良い施工ができるか、良い品質を保てるだろうか、日々切磋琢磨した努力の積み重ねが受賞につながった。また関係者の協力があっての受賞」と感謝の言葉を述べた。
受賞者は次の通り。
=敬称略=
【優良工事】
▽東光電気工事=特許庁総合庁舎改修(19)電気設備その他工事
▽日立プラントサービス=中央合同庁舎3号館他1件改修(19)機械設備その他工事
【優良業務】
▽日和エンジニアリング=特許庁総合庁舎改修(20)工事監理業務
▽デロイトトーマツPRS=令和4年度建築構造関係の仕様等に関する基礎資料作成業務
▽構造計画研究所=令和4年度官庁施設におけるAI等を活用した設備設計の品質確保に関する検討業務
【優秀技術者】
▽舟越房夫(管理技術者)=日和エンジニアリング
▽松本新(管理担当者)=デロイトトーマツPRS
▽井野昭夫(管理担当者)=構造計画研究所