関東土地改良測量設計技術協会(山本正直会長)は18日、個人情報保護Update研修を、さいたま市民会館レイボックホールで開き、個人情報保護法の最新の動きなどを学び理解を深めた。
研修は午前午後の2部構成で、関東農政局、県農村整備課、土地改良測量設計技術協会から一部は86人、二部は79人の計165人が参加。講師は、日本個人情報管理協会の井元康次氏が務めた。
あいさつで山本会長は「この研修事業は今年で6年目。個人情報管理士資格の習得やスキルアップ研修を毎年行っている。現在関東エリアで300数十人の資格者が知識の向上を図り、日々の業務に生かしている」とし、発注者にも同資格の認識や活用を要望していると述べた。
続いて土地改良測量設計技術協会の野原弘彦専務理事は「個人情報の適切な利用と保護は円滑な事業推進を達成するための大切な要素であり、土地改良事業においても例外ではない。個人情報の保護と適切な利活用は事業者の社会的責務であることはもちろん、事業継続を確実にするためのリスクマネジメントの第一歩であると考えている」と述べ、有意義な研修となるよう期待した。