県は、河口湖周辺の無電柱化推進に取り組む。国道137号の浅川地区内0・6㎞区間で用地取得を行う。同線の追坂トンネルから谷抜トンネルまでの区間では昨年度に事業化し、現在は詳細設計に入っている段階。27日に開会した6月県議会の一般質問で、白壁賢一議員が現在の状況と今後の取り組みを県に求めた。
道路の防災機能確保や良好な景観形成などの観点から「山梨県無電柱化推進計画」に基づいて事業を推進していく。
河口湖周辺においては、国道137号や河口湖精進線、富士河口湖富士線の延長6・9㎞で無電柱化に取り組んでいる。これまでに3・4㎞の整備が完了済み。
現在は国道137号の浅川地区内0・6㎞区間で用地取得を進めるとともに、河口湖精進線の大石地区内0・9㎞区間で工事を進めている。残る2㎞は国道137号の追坂トンネルから谷抜トンネルまでの区間などにおいて昨年度に事業化し、現在は詳細設計を進めている段階という。
今後県では沿線住民や管理者の協力を得て、早期の工事着手に向けて取り組む。