北千葉道路建設促進期成同盟は７月27日、県庁本庁舎５階特別会議室で、熊谷俊人知事に対し、国道４６４号北千葉道路の未整備区間の早期事業着手などを盛り込んだ要望書を手交した。熊谷知事は「北千葉道路の重要性は認識している。早期全線開通に向け、全力で取り組んでいく」と意欲を示した。会長の芝田裕美・鎌ケ谷市長は「東京外かく環状道路と成田国際空港を結ぶ北千葉道路の整備は、県全体の発展につながる。市川市から船橋市までの未事業区間の国による早期事業化および事業中区間の早期開通、印西市から成田市までの４車線化を望む」と語った。

　主な要望内容は▽市川市から船橋市までの未事業化区間における国による早期事業化▽市川市から船橋市までの専用部を早期に整備するため、直轄事業と有料事業の合併施行▽成田市押畑から大山までの早期開通▽印西市吉高から成田市北須賀までの４車線化▽国道４６４号全線の直轄編入▽道路整備・管理を長期かつ安定的に進めるため、新たな財源の創設、２０２４年度の道路予算全体の増額、必要な予算の確保の国への働き掛け。

　要望活動には、芝田市長のほか、田中甲・市川市長、板倉正直・印西市長、松戸徹・船橋市長、本郷谷健次・松戸市長、笠井喜久雄・白井市長、関根賢次・成田市副市長、神﨑勝・成田市議会議長、岩田典之・白井市議会議長、稲葉健二・市川市議会議長、渡辺賢次・船橋市議会議長、杉山由祥・松戸市議会議長、中村潤一・鎌ケ谷市議会議長、海老原作一・印西市議会議長が参加した。