埼玉県防草ブロック工業会は7月27日、第4回定期総会をさいたま市内の市民会館おおみやで開き、本年度の事業計画案など3議案を原案通りに承認した。役員の変更では、新たな副会長に柳田直氏(日東)が就任した。
冒頭のあいさつで森田俊哉副会長は「当工業会は関東で埼玉、群馬、栃木、茨城、神奈川に5つの支部がある。埼玉県協会は設立4年目となり、少しずつ製品の実績も出ている。会員各社では次の世代に変わっている人も多く、われわれとしては実績を積み上げて、次の世代に引き継ぐことが重要だ」と強調した。防草ブロックは効果が実証され、歩車道境界ブロックをはじめエプロン付歩車道ブロック、管渠型側溝、L型擁壁などを防草仕様にすることが可能で、メンテナンスが不要かつ環境負荷がないことが特徴。森田副会長は「自信をもって普及してほしい」と会員に呼びかけた。
総会では、前年度に埼玉県内で防草製品溝が納入された実績が示され、関東地方整備局や県土整備事務所、市役所などで着実に進んでいる状況が示された。本年度もこうした関連団体や設計コンサルタントへの普及活動を積極的に行っていく。
本年度の役員構成は次の通り。※敬称略
▽会長=日下銹二(柳沢コンクリート工業)
▽副会長=柳田直(日東)※新任、森田俊哉(カイエー共和コンクリート)
▽監事=塩原斉(ヤマケイプレコン)
▽広報=郡司公男(大丸コンクリート※新任)
▽事務局=藤村義明(カイエー共和コンクリート)、石田秀和(高見澤)
▽庶務=内田忠司(カイエー共和コンクリート)※新任
写真=総会参加者で記念撮影