桜川市は、大和駅北側の長方地区約8ha土地にショッピングセンター開発を計画している。4日に日計商事(栃木県佐野市)およびベイシア(群馬県前橋市)を代表とした(仮称)桜川SC出店テナント連絡調整会議の3者と開発の推進に向けた協定を締結。今後は日計商事が事業主体となり、開発許可を申請し、2024年度に着工となる。オープンは25年度春ごろとなる見込みだ。
ショッピングセンターの建設予定地は、大和駅北側の長方地内約8ha。大和駅北公園の北側に位置し、土地は民有地で、9月に日計商事と地権者の間で土地貸借仮契約を締結を予定。地権者は複数人いるが、既に合意形成できている。出店店舗はベイシアを中心とした商業施設となる予定で、複数企業の出店を計画。施設の規模・構造については出店企業数に応じて、設定していく予定。現状では延べ床面積1万㎡以上を想定している。ベイシア以外の出店企業とは約3社と調整中で、新規出店企業について募集を行っている。
23年度には開発許可を申請。申請許可後、24年度着工となり、オープンとなるのは25年春ごろとなる。市は開発許可申請や法令関係にて日計商事をサポートするほか、ショッピングセンターの後方支援などを行っていく。付近では大和駅北公園の整備を23~24年度で計画し、遊具の設置や築山などを予定。加えて、6月には桜川市土地開発公社が住宅地を造成。8月28日に抽選販売開始となり、34区画の販売を予定している。
4日には3者にて「長方地区SC開発の推進協定」の締結式を開催。大塚秀喜市長をはじめ、日計商事の小林昌也代表取締役などが参加。3者にて協定書を交わし、今後2年間にかけて出店による地域振興および経済効果の最大化のため、相互に連携・協力していく。協定事項は商業施設開発の推進に関する連携・協力体制の構築、協働作業の内容に関する連携・協力体制の構築、協定の期限の3項目。
【建設予定地は大和駅北公園の北側8ha】
【イメージパース】