北陸地方整備局新潟国道事務所は24日、本年度の道路愛護団体表彰式を挙行し、新潟国道事務所長表彰として国道49号の美化・清掃活動に取り組む帆苅組に感謝状を贈った。
国道49号沿いに本社を構える同社では20年以上前から国道49号や通学路に指定される地下道での清掃、除草および融雪剤散布等の維持管理活動を実施。阿賀野バイパスの工事を受注したことを契機に2021年度からは毎月10日の全体朝礼後、社員総出でのクリーン作戦を展開している。
帆苅信佑社長は「地域への恩返しに何かできないかと始めた。地域の安全・安心を守ることが建設業の使命であり、これからも地域のために活動していく」と語った。
道路愛護団体表彰は8月の道路ふれあい月間の取り組みの一環で、長年にわたり道路の美化・清掃活動および道路計画の維持向上に努めた功績が顕著であった団体に感謝状を贈呈している。
同社のほか、燕市の鴻ノ巣花の友の会に北陸地方整備局長表彰、胎内市の羽黒クラブには日本道路協会長表彰として感謝状が伝達された。
新潟国道事務所の松平信治所長は「地域に根ざした愛される道路を目指しており、力強い味方として感謝している。引き続き協力をお願いしたい」と期待を寄せた。
【写真=帆苅社長に感謝状贈呈】