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山梨県甲斐市

新年度早々に公表へ/竜王駅など拠点整備/10か年の総合計画

2006/02/08 山梨建設新聞

 甲斐市は平成18年度から27年度までの10ヵ年にわたる「甲斐市総合計画」を3月定例市議会に付議し、可決後、18年度早々に公表する。同市の表玄関となる竜王駅都市拠点整備事業をはじめ、旧竜王町、旧敷島町、旧双葉町の各庁舎周辺整備事業など同市の重点プロジェクトの基本構想がまとまる。

 古くから交流が盛んだった3町が平成16年9月1日に合併して誕生した同市は県のほぼ中央部に位置し、住宅地、農地、情報技術系など先進的な産業集積地がある。また、県の物流、観光、まちづくりなどに大きな波及効果が期待されている中部横断自動車道のルートにもなっており、県の中核的な地域として発展する可能性を持っている。

 同市の置かれた経済・社会情勢を受けて総合計画策定作業を続けてきたが、従来から重点プロジェクトとして検討を進めてきた竜王駅都市拠点整備事業や旧3町の庁舎周辺整備事業などの方向性が明らかになる。

 竜王駅都市拠点整備については、複合的な機能を持った拠点としてシンボル性を高めるため、駅舎整備をはじめ、北口の開設、南北自由通路、駅前広場、アクセス道路、駐車場など関連施設の整備が検討されている。

 また、旧3町の庁舎周辺整備事業では、旧竜王町庁舎周辺は新市南部の生涯学習拠点の整備、旧敷島町庁舎周辺は新市北部のスポーツ・レクリエーション機能の充実、コミュニティ・健康づくり拠点の整備、旧双葉町庁舎周辺はJR塩崎駅との一体性を図り、新市西部の文化と行政の拠点としての整備が計画されている。

 さらに、同市南部地域にはソフトウェア企業をはじめとする産業集積地である「竜王赤坂ソフトパーク」が立地し、今後の発展が期待されている。地元商工会青年部も拠点施設整備や交通ネットワークの整備などを中心とする開発構想を提案している。

 「質の高い快適な居住環境の整備された活力あるまち」「甲府盆地の新たな発展をリードするまち」という「甲斐市建設の基本方針」に向けて同市は来年度から「総合計画」をもとに本格的に動き出す。



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