前橋市は旧広瀬中学校(後閑町437-1)について、スポーツ施設への転換を計画している。9月補正予算案に実施設計業務委託料として1850万円を計上。予算可決後、早期に実施設計を一般競争入札で公告したい考え。
旧広瀬中学校は学校統合により空き施設となった施設で、スポーツやレクリエーションに利用できる市有施設として改修する。
敷地面積は2万7003㎡で、改修するのは◇普通教室棟(RC造3階、延べ床面積1992㎡)◇屋内運動場(S造平屋、床面積949㎡)◇柔剣道場(S造2階建て、延べ床面積343㎡)-。3施設ともに施設内部の壁や床、天井など劣化している部分を対象とした改修を基本に計画。普通教室棟については、空調がついていない部屋があるため、設置したい考え。詳細な改修内容については、設計の中で詰めるとしている。あわせて、空き施設となっている管理・特別教室棟(RC造4階建て、延べ床面積2106㎡)の解体も予定。解体設計は直営で実施する。
解体後の跡地を整地するための測量設計委託料については、9月補正予算案に2024年度の債務負担行為として1050万円を設定している。改修設計の完了後、24年4月から改修と解体工事を行い、25年4月の供用開始を目指している。
















