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群馬県榛東村

佐藤総合計画を特定/19年度から工事着手/新庁舎の設計プロポ

2006/02/09 群馬建設新聞

 新庁舎の移転新築工事を計画している榛東村は、基本設計業務を指名型プロポーザルで実施。このほど、佐藤総合計画(東京都墨田区横網2-10-12電話03-5611-7201)の作品を最優秀に特定した。近く契約を交わし、9月末までの履行期限で作成を進める。同事務所以外に参加したのは、福島建築設計事務所(前橋市)、石井設計(前橋市)、久米設計(東京都)、山下設計(東京都)、桂設計(東京都)の計5事務所。今後は、同業務作成後に実施設計を随意契約で同事務所へ委託し、18年度末までに設計をまとめ、19年度から2か年での完成を目指すもので、総事業費には、約18億円を試算している。

 今回の業務委託については昨年11月14日、同村指名委員会で6者を選定し、同月15日に指名通知及び技術提案書の書式を通達。同じく29日には、質問事項の回答書を各設計事務所へ発送した。今年に入った1月6日に同提案書の提出を受け、同月13日には、選考審査委員会(委員長=萩原英一助役)においてヒアリングを実施し特定。今月1日の真塩卓村長による決済ののち、各事務所へ結果通知となった。

 設計条件としては、新庁舎等建設委員会での基本構想を中心に建設場所を北野地内にある、ふれあい広場内約3万4000㎡とし、RC造3階建て延べ床面積約4500㎡、職員数92人、村の計画人口1万6500人、駐車場300台--などを要件として提示。選考テーマに◇高齢者や障害者を始めとする全ての村民にとって親しまれ、身近に感じられる庁舎◇見やすく、わかりやすい案内や表示があり、利用しやすい庁舎◇多様化・増大化する村民のニーズに応えることができる、ゆとりのある庁舎◇情報の発信地としての機能できる庁舎◇省資源や省エネルギー対策など環境に配慮した庁舎◇防災拠点としての役割を果たすことができる庁舎◇デザインなど榛東村のシンボルとなる庁舎--の7点を挙げた。選考理由に関して同審査委員会は「景観に合ったデザインを高く評価。また、12項目ある審査項目において審査し、総合的に判断した結果」としている。

 現在の山子田地内にある庁舎は、昭和34年に建てられたRC造3階建て延べ床面積1090㎡の本館部分と、分室と呼ばれる平成3年度に増築されたS造2階建て延べ床面積255㎡の2棟で構成。老朽化や狭隘化が目立ってきたために建て替え計画が打ち出されたもので、既存庁舎の跡地利用等については今後、同建設委員会で検討していくとしている。



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