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栃木県壬生町

壬生町道の駅活性化計画、複合施設2カ所に新設

2023/09/08 栃木建設新聞

 壬生町は7日、道の駅みぶ活性化基本計画案を公表した。みぶハイウェーパークはみらい館の西側や南東側に複合施設を新設する。おもちゃ博物館や町総合公園は集客機能が強化できる複合施設を含めた既存施設の拡充や有効活用を検討し、飲食機能をはじめとする便益施設を拡充する。再整備の対象面積や概算事業費、スケジュールは町への経済効果のシミュレーション結果やスマートインターチェンジ設置スケジュールに合わせて詳細に計画していく。

 みぶハイウェーパークのみらい館西側複合施設は既存の197平方mを約550平方mに拡張。情報モニターの設置や施設利用者が日常的に集いくつろぐことができるスペース等を整備する。

 みらい館はトイレ拡充のため施設東側に移設し、みぶブランド認定品を中心としたアンテナショップを整備。物販施設は既存の108平方mを450平方mに拡張する。既存の情報交流コーナーを商業施設エリアとして充実させ、飲食施設は現行の166平方mを約550平方mに拡張。地元食材を活用した軽食を提供する飲食店を新設・再整備する。

 トイレは既存の153平方mから約350平方mに拡張。誰もが安心で快適に24時間利用できるよう整備する。一般駐車場は既存駐車場西側に小型車95台分を増設し、みらい館東側で主要地方道羽生田上蒲生線側の芝生広場に小型車105台分の駐車場(2100平方m)を新設する。

 環境に配慮し、みらい館内で太陽光発電やLED照明を整備。羽生田上蒲生線とみぶハイウェーパーク入り口との交差点の南北に分かりやすい案内表示を新設し、とちぎわんぱく公園との連携を深め人の往来で賑わい創出を加速させる。

 道の駅みぶは09年10月に供用開始。みぶハイウェーパーク、おもちゃ博物館、町総合公園、県運営のとちぎわんぱく公園の4施設で構成される。

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