杉戸町は9月補正予算案で、第6次総合振興計画後期基本計画策定支援業務委託費825万円を2025年度までの債務負担行為に設定した。同計画は町におけるまちづくりの基本的な指針を定めるもの。全体計画期間のうち後期となる26~30年度の基本計画を策定する見通しだ。予算が可決されれば、順次策定支援業務を委託する見込み。
町は21~30年度を計画期間とする第6次総合振興計画を策定し、まちづくりの基本理念や将来都市像、主要施策などを示している。同計画は10年間の長期展望を打ち出す「基本構想」、前期・後期各5年間の指針を示す「基本計画」、年度ごとに見直しを行う「実施計画」の3段階で構成しており、9月補正予算案ではそのうち基本計画に関する費用を組み込む。
予算が可決されれば、基本計画の後期(26~30年度)における方針を具体化するための支援業務を委託。前期基本計画策定時にはワークショップなどを通じて地域住民の意見を反映しており、後期基本計画策定に当たっても住民意見を集約するための方法を検討する。
予算可決後は2億7523万7000円を追加し、一般会計累計総額が148億9191万5000万円となる。