同社は創業以来、地域の発展とそこに暮らす人たちの安寧な日々を護るため、治山治水工事や道路工事などの建設事業を通じて社会生活の基盤整備や環境保全などに携わっている。
これら一連の事業活動は、豊かで持続可能な世界を目指すSDGsの概念に共通するものがあると認識。これら活動に加え、社会の一員として、今できることを実行していくことが、SDGsに取り組んだきっかけという。
SDGsに関連する主な取り組み内容として、生産性や安全性の向上に向けたICT技術の導入・習得や本社の社屋に太陽光パネルを設置するとともに、工事現場使用の規制表示機材は、可能な限り太陽光パネル式の仕様を採用。山梨県の「チャレンジ産廃3R事業」にも参加して、3Rの推進にも取り組んでいる。
地域貢献活動の実施としては、特定外来生物に指定されている「オオキンケイギク」の駆除作業や甘利山に群生するレンゲツツジを保護するのための草刈り活動を推進。協力会社との合同による、市中央公園内の草木の伐採作業も行っている。また、市内を流れる黒沢川沿いのフェンス塗替えや、毎月の市内清掃活動といった環境活動を推進している。
SDGsの取り組みは、個人としてできることは限られているので、企業・チームとして同じベクトルを向き、地道にそして持続的に活動していくことを今後の課題としてあげる。
同社では、小さな活動でも将来的には社員一人ひとりの行動が、将来的にはSDGs推進に繋がることを実践・実感し、それにより、いきいきと笑顔で働き、さまざまな取り組みを通じて地域社会との交流が活発に行われることを期待している。