韮崎市は、今年度事業で「銀河鉄道展望地」の整備を計画しており、国の補助交付決定を待って年内には同工事を発注する見通しだ。市の観光PRを図るため茅ケ岳広域農道沿いに小公園を整備するもので、建設費には当初予算で二、二〇〇万円を計上している。
整備の予定地は、中央道韮崎インターチェンジから広域農道に沿って西側へ一・五kmほどはいった七三八㎡の敷地。同地周辺からは市内や八ケ岳など周辺の山々が一望でき、JR中央線を望む夜景が「銀河鉄道」に例えられ親しまれている。このため、新たな町の観光名所として、展望台をそなえた小公園を整備することになった。
工事の内容としては、既に整地を終えていることから、木造の簡易展望台や、駐車場の舗装、テーブル、ベンチ等の設置などがメーンに予定される。詳細な設計は現在、庁内都市整備課で作業を進めている。