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茨城県常総工事事務所

筑西三和BP改良工/294号と354号バイパス交差化/23年度主要事業

2023/09/23 日本工業経済新聞(茨城版)

 県常総工事事務所は、2023年度に筑西幹線道路整備事業などを進めている。主な道路事業では、筑西幹線道路(県道筑西三和線バイパス)整備事業をはじめ、国道294号の立体交差事業、県道取手豊岡線バイパス、県道つくば古河線バイパス、県道沼田下妻線などの整備を進めている。河川事業は八間堀川の河川改修を実施。公園事業としては、砂沼広域公園の長寿命化改修を計画している。

【筑西幹線道路(県道筑西三和線バイパス)整備事業】

 筑西幹線道路は、北関東道桜川筑西ICから古河市までの計画延長約44㎞の広域幹線道路。八千代町下山川~佐野地内の計画延長2100mにかけて道路改良舗装工事を行う。計画幅員は23・5/6・5m。22年度末で事業進捗率は84%としている。

【国道294号立体交差事業】

 常総市相野谷町地内の国道354号バイパスとの交差部において、立体交差化を計画。19年より地質調査、測量・設計にとりかかった。23年度では用地補償、道路改良工事を進める。水海道有料道路無料化に伴う交通量増加を見込んでおり、渋滞対策を図る方針だ。

【県道取手豊岡線バイパス整備事業】

 常総市坂手町から豊岡町区間1500mにかけて整備を進める。既に300m区間は供用しており、23年度は用地取得、道路改良舗装を実施していく。

【県道つくば古河線バイパス整備事業】

 八千代町平塚地内の延長1600mで、完成4車線道路として計画。早期の供用を目指し、暫定2車線での整備を進め、23年度は用地補償などを行っていく。

【県道沼田下妻線】

 下妻市高道祖地内の計画延長約1800m。1220mについては1期工事として供用開始済みで、23年度は2期事業の延長575mで道路改良舗装を行う。

【八間堀川河川改修事業】

 下妻市から常総市にかけて延長15・38㎞区間において河川改修を実施。既に12㎞区間は改修済で、23年度は橋梁工事や河川改修工事などを行っていく。

【砂沼広域公園改修】

 下妻市内に位置し、敷地面積80・1haの都市公園。23年度は長寿命化計画に基づき、木道の改築工事、支障木伐採などを行う。

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