国土交通省は、橋梁とトンネルの点検支援技術の公募を開始した。性能カタログの掲載技術のさらなる拡充を図るもので、10月20日まで受け付けている。直轄国道の橋梁・トンネルの定期点検では、2022年度から点検支援技術の活用が原則化されており、性能カタログ掲載技術を基本的に選定している。
構造物点検で新技術の積極的活用を図るため性能カタログを18年度に策定。毎年掲載技術を拡充している。国が定めた標準項目に対する性能値を開発者に求め、開発者から提出されたものをまとめたもの。橋梁・トンネルは▽画像計測=橋梁61技術、トンネル32技術▽計測・モニタリング=橋梁53技術、トンネル14技術▽非破壊検査=橋梁31技術、トンネル21技術▽データ収集・通信=3技術―が掲載されている。
なお、技術ニーズの要求事項は表の通り。