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施工は守谷、来年末完成/8階、延べ5476㎡/ルートイン須坂が着工

2023/09/27 長野建設新聞

 須坂市の須坂長野東インターチェンジ周辺地区に建設されるホテル「ホテルルートイン須坂(仮称)」の起工式が25日に現地で行われ、ルートインジャパンが施設概要を明らかにした。建物はS造8階建て、延べ5476㎡(建築面積973㎡、最高高さ26.73m)。設計・監理は第一設計(長野市)、施工は守谷商会(同市)。完成予定は2024年12月末。

 建設地は同地区内の観光集客施設用地の北東角地で、敷地面積は6611㎡。市道幸高福島線と井上松宮中島線に接する。客室数は194で、内訳はシングル49室、セミダブル66室、ダブル13室、ツイン62室、バリアフリールーム2室、スイートルーム2室。駐車場は平面で156台を確保する。

 起工式後の会見でルートインジャパンの小名木義孝専務取締役は「当社のホテルは通常ビジネス客がメインだが、インター近接の立地を生かし、観光などさまざまなニーズに応えていく。また、当社のネットワークを活用し須坂市の良さ発信していきたい。完成時期には守谷商会と綿密な打ち合わせのもと決定しており問題はない」と述べた。同席した須坂市の三木正夫市長は「須坂市のみならず周辺自治体を含めた広域観光の起点になれば」と期待を寄せた。


■佐久、安曇野穂高、諏訪、軽井沢でも

 ルートインジャパンは今年6月、中野市の長野電鉄信州中野駅前に「ホテルルートインGrand中野小布施」を開業。来年は須坂のほか、「ホテルルートインGrand佐久平駅南」(客室数194)をオープン予定。さらに25年度以降「ホテルルートインGrand安曇野穂高(同196)、「ホテルルートインGrand諏訪」(同150)、「グランヴィリオリゾート軽井沢」(同200)の新設や、「ホテルルートイン篠ノ井」の増築(同100)を計画している。

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