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千葉県県土整備部

市場調査など実施/運動公園周辺の大規模保留地/県県土整備部

2023/09/27 日刊建設タイムズ

 県県土整備部は運動公園周辺地区の面積1ha以上の大規模保留地2か所の処分について、事業者のニーズなどを把握するための調査を行い、地域の特性を踏まえながら処分に向けた具体的な検討を進めていく。今後は、年内にアンケート調査を実施。さらに、年度内にサウンディング型市場調査を行い、事業実現性や市場性を明確化し、2025年度以降の事業者募集に備える。

 保留地は、運動公園周辺地区一体型特定土地区画整理事業305―1、2街区と同245―1街区で、地区の南部に位置している。

 305―1、2街区は面積約2・8haで、2号調整池の西側に隣接し、造成が進められている。

 245―1街区は面積約1・6haで、6―1号緑地に隣接し、さら地の状態。

 22日の9月定例議会一般質問で、武田正光議員(自由民主党千葉県議会議員会)が関連する質問を行った。

 答弁に立った小川剛志・都市整備局長は「まちの魅力を高めていくため、処分に当たっては戦略的に取り組んでいくことが重要。地域の核となる施設が誘致できるよう、流山市と連携し、積極的に取り組んでいく」と述べた。

305―1、2街区と245―1街区の位置図

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