牛久市は、アスベストの含有が確認された下町ポンプ場について、一部箇所の撤去工事を4月ごろから実施する方針だ。(株)東京テクニカルサービスの調査結果に基づいて行うもの。3月補正予算に工事費およそ800万円を計上する方針。
牛久市では、アスベストを含む可能性のある建材、ひる石吹き付け(バーミキュライト)を用いた施設として、牛久、奥野、岡田、中根、向台、神谷の各小学校、牛久第三中学校、牛久南中学校、三日月橋生涯学習センター、下町ポンプ場、牛久運動公園の11箇所を調査。
その結果、下町ポンプ場、奥野小、神谷小、牛久第三中学校の4施設でアスベストの含有が確認されたが、下町ポンプ場以外はすべて法令に基づく基準値内だった。
下町ポンプ場については、2階の天井、壁のクリソタイルを撤去する。工事費を、国施策の追加補助で申請し、3月補正予算に計上する予定だ。
なお、これまでにアスベストの使用が確認されて、囲い込み、封じ込めたの処置を行った施設(議場、第一・第二幼稚園、奥野小、神谷小、牛久第三中学校)については、国補助の話があり次第、取り払いの工事費を予算計上していく方針。