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群馬県高崎市

近くヒアリング実施/東横イン不正改造問題で

2006/02/14 群馬建設新聞

 ビジネスホテルチェーン大手の東横インが完了検査後に行った不正改造問題で高崎市建築指導課は10日、市内鶴見町に7月下旬の完成に向け建設が進む「仮称・東横イン高崎駅前」について近く、建築主及び設計者、管理者、施工業者に対し来庁を要請、建築に関するヒアリングを実施する方針を固めた。さらに、完了時は関係職員を導入し厳密な検査を実施、その後もパトロールを強化するとともに防火対象物安全対策協議会との連携強化も図り監視体制を強化する。

 建設中の同ホテルは、同市鶴見町2-2地内で敷地面積2567・85㎡、建築面積1074・68㎡で建坪率は41・86㎡。延べ床面積1万1811・71㎡、容積対象面積が1万259・15㎡、14階建て客室数は546室で市内最大の宿泊施設となる。

 また、同ホテルは17年1月18日に東京都内の民間確認検査機関により建築確認が行われ同2月21日に着工しており、7月下旬にも完成する見込み。市は横浜市の例などを踏まえ、完了検査後の不正改造が行われていることから、建築後も監視体制の強化を図るとしている。



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