伊勢崎市は、都市再生モデルの一環としてバス路線の再編整備を目的とした市民と産・学・行政の連携による公共バスネットワークシステムモデル調査に入る。
同事業は、合併前の旧市町村の公共バス15路線について、市民のニーズを踏まえ、環境に負担が少なく、バス利用促進を図れるように再検討するもの。
これまでに伊勢崎市では、国土交通省や鉄道及びバス会社の関係者、有識者らで構成する市公共交通活性化検討委員会を設置し、市民1万人を対象としたアンケート調査を実施して、ニーズの把握を行い、サービス向上に役立てる考え。
今後は、同市では、検討委員会や伊勢崎21市民会議の意見を踏まえながら再編について検討を進める。
市内の無料公共バスは、15路線で1日に109便が運行。昨年度は35万人程度が利用しており、市財政負担は1億3000万円程度となっている。
今後は、調査及び意見を取りまとめて、ルート案を作成。それを基に順次、路線変更やバス停の移動などを行っていく予定。