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群馬県太田市

太田市は西部消防署で救助訓練施設を建設へ

2023/10/03 群馬建設新聞

太田市は西部消防署(新田金井町607)で予定する救助訓練施設建設工事を10月中に一般競争入札で公告する。9月19日入札で訓練施設建設工事と外構工事を一括して公告していたが、不調となっていた。今回は外構工事は除いての発注となる。外構工事については年度内に発注するかは未定となる。工事費は2022年度からの継続費として、工事費約8000万円分を確保している。

救助訓練施設建設工事は倉庫と訓練棟の機能を持ち合わせた建物を建設するもの。建設するのはRC造2階建て、延べ床面積228㎡程度の規模で、敷地面積は4520㎡。また、水防倉庫も建設し、S造平屋、床面積30・8㎡で予定する。設計業務についてはアークプランニング(太田市)が手掛けた。

施設の建て替えは建設から30年以上が経過し、施設設備の老朽化に伴う大規模修繕を毎年繰り返していることから、地域の防災拠点としての機能維持のために実施した。消防署自体の建設および既存庁舎の解体は完了した。既存の西部消防署は1988年に建設。S造2階建て、延べ床面積711㎡の規模。外構解体工事は舗装部分などのほか、ホース乾燥塔も併せて解体を行った。解体工事は後藤建設(太田市)が手掛けた。

外構は夜間照明設置や隣地境界フェンスなどを整備するほか、一般用駐車場4台分、障害者用駐車場2台分、職員用駐車場18台分を設置する。駐輪場には5台程度が駐輪できる規模のサイクルポートを設ける。構造はアルミニウム合金造で、高さは2・138m。

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