新庁舎の建設に向けた検討を進めている南魚沼市は、現有本庁舎の増築を視野に入れながら、新年度に検討委員会を立ち上げて詳細を詰める見通しだ。
同市では、昨年11月に旧塩沢町が編入合併したほか、今年3月で南魚沼郡広域連合が解散することから、行財政のスリム化と行政機構の再構築を早急に行う必要が生じている。
新庁舎建設にあたっては、合併特例債を最大限に利用した上で、本庁舎敷地内での増築を計画。増築施設は、1階部分を駐車場、2・3階部分を事務所とする意向で、順調に進めば平成19年度に用地買収及び事業着手、20年度までの整備完了を目指す。
新年度早期には、新市にふさわしい市庁舎の整備検討を目的とする委員会を立ち上げて詳細の検討に入る方針。委員は、議員、学識経験者、公募者、助役の15名以内で構成する予定。