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山梨県昭和町

4月末頃入札へ/(仮)押原公園基本構想案まとまる/第1期はグラウンドなど

2006/02/14 山梨建設新聞

 昭和町が押越地内に都市公園として新たに整備を計画している(仮称)押原公園について、町の建設委員会はこのほど基本構想案をまとめた。同公園は、計画面積が約8ha、昭和バイパスと中央自動車道の交差部の南西に位置する用地を整備し、町民の社会体育などに活用するほか、災害時の防災拠点として北側は復旧活動、南側は避難地としての機能を持たせるもの。またサッカーJ1・ヴァンフォーレ甲府の練習場としての活用も図っていく。

 第1期工事は天然芝グラウンド、事務所やロッカールーム等を完備したクラブハウスや管理棟、夜間照明などを設ける北側エリアと、一部南側の人工芝グラウンド、防災機能としての備蓄倉庫や耐震性貯水槽の設置にも着手する計画。

 用地買収と設計業務は今年度中に完了し、新年度の4月末頃に入札を執行、6月をめどに着工する予定。続く2期(20~21年度)で、南側エリアの多目的広場や、遊具、園路、植栽等の整備をし、平成22年3月の完成を目指している。

 全体の事業費は用地費等を含め、当初概算で27億円を見込んでいたが、さらに3月の定例市議会で追加予算の計上も検討している。



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