福田道路は12日、上越市内で進める大潟除雪基地内の舗装工事現場に、上越市立和田小学校の6年生22人を招き、建設業の役割や魅力を発信する現場見学会を開催した。
当日は、学校で座学を行った後、大潟除雪基地へ移動。「舗装ってなぁに?」と題し、舗装について、どういった材料や構造で出来ているのかなどを分かりやすく児童たちに説明したほか、建設現場で使用するドローンの見学やモーターグレーダーなどの搭乗体験を行った。
見学後、児童は「初めてだったけどいろいろなことが分かって楽しかった」「重機は思ったより高くて迫力があったのでびっくりした」などと話し、見学会に満足した様子。また、冬期間の除雪に対し「雪が降った時、朝学校へ行く通学路を除雪してくれているのでいつも感謝しています」と、感謝の気持ちを話す児童もいた。
また、最後に福田道路の担当者が「建設業をやってみたい人、手を挙げて」の質問に対し、数人の児童が手を挙げ、現場の人たちを喜ばせた。
当日、現場見学会に参加した高田河川国道の北島義則保全対策官は「現場で働く人のかっこいい姿を見てもらい、建設業はかっこいい!ということを知ってもらえたらうれしい」と語った。
福田道路上越支店の安達宏支店長は「子どもたちもなかなかこういう機会はないと思うので今回の体験をきっかけに、将来を考える際のひとコマに残ってくれたらうれしい」とコメントした。
【写真=ドローンで記念撮影、重機にも試乗した】