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群馬県安中土木事務所

18号旧道に置式防護柵 月内にも指名通知

2023/10/18 群馬建設新聞


県安中土木事務所は安中市松井田町坂本地内において、国道18号(旧道)の道路防災事業として行う落石対策工事について、月内の指名通知へ準備を進めている。工種はとび・土工・コンクリート工事で、工事期間は11月~2024年3月を見込む。設計は直営でまとめた。23年度は7カ所を対象に置式落石防護柵を設置する。

18号の旧道は第二次緊急輸送道路に位置付けられた重要な幹線道路であるとともに沿線に、めがね橋や熊野平駅などの観光施設が点在する観光道路。そのため、防災点検結果に基づき、災害時にも機能する強靭な道路ネットワークの構築を図るため、坂本ダム付近から長野県境までの約11・8㎞区間の17カ所で防災対策として落石対策を実施する。

事業は18年度に着手しており、24年度の完了を目指す。22年度までに3カ所が完成している。18年度は管内一円対応でC26~C27において擁壁背面土砂撤去を行った。21年度がC12~C13、22年度はC8でそれぞれポケット式落石防護網を上毛緑産工業(吉岡町)が施工した。

23年度については、高さ1・5mの置式防護柵工を◇C35~C37=延長40m◇C46~C49=延長30m◇C49~C50=延長20m◇C86~C87=延長50m◇C148~C149=延長20m◇C159~C162=延長10m◇C166~C168=延長40m-で施工する。二次製品の基礎ブロックを設置し、ブロックの上に落石防護柵を立て込む。

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