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群馬県渋川農村整備センター

滝ノ沢地区農業用管路更新工事、本格的工事着手へ

2023/10/20 群馬建設新聞


県渋川農村整備センターは、吉岡町上野田地先で進める滝ノ沢地区での県営農村地域防災減災事業(特定農業用管水路特別対策)を活用した農業用管路更新工事について、2024年度から本格的に工事着手する。月内には建物事前調査と工作物事前調査を指名競争入札で発注。11月に境界確認のための用地測量について延長600mを対象に委託する見通しを示している。全体計画延長は2500m。事業費は3億4100万円を見込む。設計は黒岩測量設計事務所(前橋市)がまとめた。

現場は主要地方道前橋伊香保線の北側に位置し、東西に延びる区域。明治用水の第1および第2、第3調整池を利用した農業用水の配管が対象となる。区域内にはφ250㎜~450㎜の石綿セメント管が敷設されており、φ250㎜~φ450㎜の塩ビ管に敷設替えを行う。

10月に発注となる調査委託は、工事による影響を確認するため隣接する建物や工作物の状況を確認するもの。対象は専用住宅3棟、物置など5棟、ブロック塀やアスファルト舗装など8・5aとなる。履行期間は12月末まで。

24年度には管路工事を発注予定。工事規模は予算状況により左右されるため現在未定となっている。舗装の本復旧を含めた事業完了は26年度を目指している。

22年度は管路工事延長24mを原沢組(吉岡町)が担当した。23年度は延長800mを勝野建設(吉岡町)が施工している。

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