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埼玉県川口市

根堤地区緑住ミニ区画整理事業、12年度内の組合設立へ

1999/10/29 埼玉建設新聞

 川口市は、同市初めての緑住ミニ区画整理事業を安行吉蔵の根堤地区で行う。事業は組合施行で、十二年度内の組合設立を計画している。

 対象は安行吉蔵の一部、約四haの面積。伝右川が左に流れ、北側は安行出羽との境に位置する地域。現況は桑畑等が多く、地権者は一〇人。

 事業化にあたって、八年度からまちづくり協議会により、勉強会を重ねてきた。今年六月には準備会を発足。既に現況測量及び地区界測量にも着手済みで、併せて事業計画策定も行っている状況。

 公共施設に関しては、幅員六mの区画道路を中心に整備し、一、二〇〇㎡程度の緑地・公園や調整池も配置する。

 ミニ区画整理事業は認可等手続きに関して、従来の区画整理事業に比べ、簡素化が図られる利点があり、また対象区域が狭いことから、地権者らの合意が図られれば、事業はスムーズに展開できそうだ。

 測量及び事業計画策定は大洋画地(川口市)が担当。測量は年内、計画策定は年度内をメドに作業を進めている。



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