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JSCA埼玉も初参加で敢闘賞

2023/10/24 埼玉建設新聞

 壁-1グランプリ2023(カベワンGP)が20、21の2日間にわたり、全12チームが参加して行田市にあるものつくり大学を会場に実施され、JSCA埼玉もJKK48kNチームに加わり「パネェ壁」として初参加。初戦で、優勝したAQチーム匠(東京大学稲山教授+篠原商店)の「ヴィーナスの逆襲」に敗れたものの、粘り強さを発揮し、敢闘賞を受賞した。

 カベワンGPは、実物大の木造耐力壁を組立て、2体ずつ足元を固定した状態で桁を互いに引き合わせ、どちらか一方の壁が破壊するまで行う対戦形式のトーナメント大会。

 初戦から登場したJSCA埼玉率いるJKKチームは、JSCA埼玉のほか、埼玉建築士会比企支部、河原組(東京電機大学)で構成。説明で河原組の担当者は「今年の壁は上部のパネルで高い剛性を出して、貫と間柱で高い靭性を発揮する両方の良いところどりをした。この壁で総合優勝したい。このチームが結成して半年。チーム匠に勝つことを目標にやってきた。このオープニングゲームで最高の戦いができるようがんばりたい」と述べた。戦いは、少しずつ加重してもお互いが粘る戦いが続いたが、最後はヴィーナスの逆襲の前に屈した。

 戦いを終えて矢沢代表は「負けはしたが、稲山先生率いるチームが強かったおかげで、粘り強さを発揮できた。次回も参加したい」と本紙にコメントした。

 優勝したAQチーム匠の単体加力は、カベワンの最高記録を超えて70kNを超えるなど、レベルの高さを証明した。

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