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群馬県前橋市

前橋市など4市1町がごみ処理広域化へ協議会設立

2023/10/31 群馬建設新聞

前橋市、桐生市、伊勢崎市、みどり市、玉村町の4市1町は、ごみ処理の適正化に向けて一般廃棄物処理広域化協議会を11月20日に設立する。30日には設立に先立ち5市町の首長が前橋市役所に集まり記者会見を開催。広域化に向けて各市町の首長が抱負を語った。広域化に当たっては施設の集約化といった施設整備が見込まれ、今後具体的な検討が進められていく。

広域化は5市町を一つのブロックにまとめ、ブロック内でごみ処理を効率的に行うためのもの。2022年7月から桐生市と伊勢崎市、みどり市、玉村町で準備会を設立し、検討を開始。23年6月には前橋市が準備会に参加し、11月に協議会として設立することとなった。

今回の協議会では広域化に向けた基本事項を検討する。内容としては、各市町の現状把握や将来予測などを実施。施設の老朽化状況や効率的なごみ処理に向けて、整備する施設の処理対象地域や施設整備の目標年次、整備する施設の種類、規模および内容などを協議する。

その後に、広域施設の整備に係わる施設整備協議会に移行することとなり、さらに具体的な事項を検討、施設整備に着手するという流れとなる。

現在の焼却施設の稼働状況は◇前橋市=六供清掃工場◇桐生市=清掃センター◇伊勢崎市=清掃リサイクルセンター21◇玉村町=クリーンセンター-の4施設。うち、前橋市が16~19年度に延命化工事を実施。また、伊勢崎市と桐生市が14~16年度、玉村町は11~12年度にかけて延命化工事を行っている。

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