スチール家具製造・販売などのオカムラ(横浜市)は1日、須坂市の須坂長野東インターチェンジ周辺地区に建設する冷凍冷蔵ショーケース生産工場「オカムラ須坂工場」の起工式を行った。施設はS造平屋一部2階建て、延べ約2万4000㎡。施工は大林組北陸支店(新潟市)が担当する。竣工は2024年11月、稼働開始は25年1月の予定。
同社グループは中期経営計画において、既存事業強化・新規事業創出や重点取組み課題への対応等の「戦略投資枠」として400億~500億円を設定しており、新工場建設はこの一環。新工場の投資額は用地費を含め約120億円、従業員数は約80人を見込む。
建設地はものづくり産業施設用地2次用地の一部で、敷地面積は4万3000㎡。造成工事は北條組(長野市)が行った。新工場の設計は大林組。CM方式を採用しており、同業務は明豊ファシリティワークス(東京)が担当している。