中部横断自動車道(長坂・八千穂間)に関する知事要望が17日に県庁で行われた。要望では、北杜女性みちの会、北杜市観光協会、北杜市商工会、八ヶ岳青年会議所シニアクラブの代表者や、浅川力三県議会議員、上村英司北杜市長も同行。長崎幸太郎知事に対して、中部横断自動車道(長坂~八千穂間)の早期整備について要望と署名簿を渡した。
要望において浅川県議会議員は「長坂・八千穂間の早期整備を望む地域の声をしっかり結集して、今後行われる説明会で話を聞きながら前に進んでいこうと取り組んでいる」とあいさつ。
続いて上村市長は「国からのルート案が示されたことは、皆さまのご尽力のたまもの。市としましても県と連携を図りながら早期の実現を」と述べていた。
北杜女性みちの会の小宮山ひろみ会長は「高速道路は命の道。一日も早くつながることをお願いし、私たちも全力で活動してまいりたい」と話していた。北杜市商工会の小泉徹副会長は「全産業が発展していくには絶対に必要。早期実現をお願いしたい」と訴えた。
その後、要望者から長崎知事に対して要望書と署名簿が手渡された。
要望内容は次の通り。
◇中部横断自動車道の長坂~八千穂間における環境影響評価および都市計画決定の手続きを速やかに進め、早期事業化を図ること。
◇環境保全・景観保護に十分に配慮した道路整備を実現すること。
【写真=長崎知事を囲み記念撮影、署名簿を手渡す浅川議員】